引っ越しの追加料金が発生するケースと予防策
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ようやく迎えた引っ越し当日。業者から、突然、追加料金の請求を受けたら、ビックリしますよね。引っ越しでバタバタしている最中、料金のトラブルは避けたいもの。
このページでは、追加料金が発生するケースと予防策について紹介しますよ!
目次 ~引っ越しの追加料金が発生するケースと予防策~
1.引っ越しの追加料金が発生するのはどんなとき?
引越し当日、次のようなケースで追加料金が発生することがあります。
事例 | 追加料金理由 | 追加料金目安 |
---|---|---|
荷造り | 引越し当日、荷造りが間に合わず運べない | 30,000円~ |
不用品処分 | 新居に運ばない荷物があり、当日に処分を依頼 | 1,000円~/点 |
積み切りパック | 荷物量が多く、トラックに荷物が積みきれず時間延長 | 20,000円~ |
道路道幅 | トラックが停車できず、駐車場に停めなければならない | 駐車場代+人件費 |
大型荷物と狭い通路 | 通路から荷物を運べず、クレーン等が必要 | 15,000円~ |
エアコン | 新居での配管、ガス補填確認忘れで工事が必要 | 20,000円~ |
ペットなど生物・植物 | 引越し手段を考えていなかった | 20,000円~ |
1-1.荷造りが間に合わず、運べない場合
引っ越し当日、荷造りが間に合わなかった場合、追加料金が発生します。
荷造りできてないのは、依頼主の責任です。自分の都合で業者を待たせることはできません。業者に荷造りを依頼すれば、当然、料金が上乗せでかかります。
追加料金の発生を防ぐには、荷造りは前日までにしっかり終わらせておくことが大切です。
1-2.不要品の処分を業者に依頼する場合
引っ越し当日になって、業者に不要品の処分を依頼した場合も追加料金が発生します。
不要品の引き取りは、1点につき1,000円ほどかかります。業者によっては、対応が難しいことも。そうなれば、不要品を新居に持っていって処分せねばなりません。。
したがって、不要品は、事前にパパッと処分しておくのがベスト!
市のゴミ収集センターで処分するほか、リサイクルショップやネットオークションに出せば、捨てるはずだった不要品を逆に買い取ってもらえる可能性もありますよ。
大型粗大ゴミの処分の方法は、こちらで紹介しています。
参考ページ:大型粗大ゴミ処分方法一覧
1-3.積み切りプランで、残った荷物を運んでもらう場合
積み切りプランとは、トラック1台に積み切れる分の荷物を運んでもらう契約です。
積み切れなかった荷物を業者に運んでもらう場合、追加料金がかかります。トラックを増やしたり、時間を延長してピストンで運んだりしてもらえば、その分の料金が上乗せになります。
このような事態を避けるには、電話ではなく、訪問で見積りをしてもらうことが大切です。実際に荷物を見てもらえば、適切なプランで見積もってもらえますよ。
また、積み切りプランにするなら、残りの荷物について、業者に依頼する以外の方法も考えておくと良いですよ。マイカーで運べば、かかるのはガソリン代くらい。段ボールであれば、トラックでなくても十分運ぶことができるでしょう。
1-4.道路の道幅が狭く、トラックが通れない場合
道路の道幅が狭く、家の前にトラックを駐車できない場合、駐車料金と人件費が追加でかかります。
トラックは、最寄りの駐車場を利用することになります。また、トラックが遠い分、荷物を運ぶ手間と時間が増えます。追加料金は避けられません。
道路が狭い場所の引っ越しは、道幅に合ったトラックを選ぶのがポイント。
引っ越しの見積りのときには、旧居と新居の前の道路について、正確な情報を業者に伝えましょう。具体的には、「普通自動車同士がすれ違えるくらい」「軽自動車1台がギリギリ通れるくらい」など、だいたいの道路幅を伝えればOKです。
訪問で見積りをしてもらえば、旧居について自分で詳しく説明しなくても大丈夫。業者に正確な情報を把握してもらえますね。
また、旧居・新居が3階以上のフロアでエレベーターがない場合も、忘れずに業者に伝えましょう。エレベーターの有無によっても、荷物を運ぶ手間や時間は大幅に変わります。
1-5.家の通路が狭く、荷物を運べない場合
冷蔵庫や洗濯機、洋服タンスなどの大型家電・家具がドアや廊下、階段の幅を上回って通過できない場合、クレーン車を使って窓から搬出・搬入することになります。
その場合も、追加料金の発生は避けられません。クレーン車の都合がつかなければ、その日のうちに引っ越しが終わらない可能性もあります。
そのため、見積りをとる前には、旧居・新居のドアや廊下、階段の幅は必ずチェックしておきましょう。旧居については、昔、引っ越ししてきたときのことを思い出してみても良いですね。
1-6.エアコンの引っ越し作業を依頼していない場合
エアコンの引っ越し作業は、通常の引っ越し代とは別料金です。
引っ越しの見積りのときにエアコンも含めて依頼していなければ、取り付け・取り外し作業に少なくとも20,000円は追加でかかります。また、室外機と本体をつなぐホースの調整やガスの補充などが必要なら、さらにプラス料金になります。
また、当日、急に依頼しても対応してもらえない可能性もあります。エアコンの作業は、専門の業者を呼ばなくてはなりません。
引っ越しでエアコンも持って行く場合は、見積りのときに業者に必ず伝えましょう。
1-7.ペットや植物の引っ越しの手配をしていない場合
ペットや植物は生き物です。「標準引越運送約款」にあるとおり、他の荷物と一緒に業者に運んでもらうことはできません。
ペット・植物の引っ越しを専門の業者に依頼する場合、当然ながら追加で料金が発生します。ただ、引っ越し当日に急に依頼しても、スムーズに対応してもらえないかもしれません。
ペット・植物の引っ越しは、事前にしっかり手配しておきましょう。
ペットの引っ越しには、自力で運ぶ方法と専門の業者に依頼する方法があります。自分たちの手で公共の交通機関を使って運ぶ場合は、ペット専用ケースに入れておかねばなりません。ペットのストレスを思えば、マイカーで運ぶのがベストでしょう。
ペットの引っ越しの方法について、詳しくはこちらで紹介しています。
参考ページ:猫や犬などペットの引っ越し
なお、小さな植物であれば、あらかじめ引っ越し業者に相談すれば、荷物と一緒に運んでもらえる場合がありますよ。
2.引っ越しの追加料金を発生させないためのポイント
ここで、引っ越しの当日に追加料金を発生させないためのポイントをまとめてみました。
2-1.見積もりをとるときに正確な情報を伝える
見積りをとるときは、正確な情報を伝えることが大切です。可能なら、自宅まで来てもらって見積りしてもらうのがベターです。
自宅に来てもらえば、自分でアレコレ説明しなくても、実際の荷物や住居の環境を見た上で見積りを出してもらうことができます。業者の方からエアコンやペット、植物の確認をしてもらえることもあり、伝え忘れ・手配のし忘れの可能性が低くなります。
ネットや電話だけで見積りを済ます場合は、できる限り細かい情報を伝えましょう。
2-2.見積もり後に荷物を増やさない
引っ越しの後に荷物を増やすことは控えましょう。見積りの後に荷物を増やすと、業者のトラックに乗り切らない可能性があります。
どうしても荷物が増える場合は、早めに業者に連絡することが大切です。荷物の量に合ったトラックを手配してもらえば、安心です。
2-3.荷造りは前日までに終えておく
荷造りは、引っ越しの前日までに終わらせましょう。
併行して、ペットや植物の運び方も決めておくと良いです。上述のとおり、ペットはマイカーで運んであげるのがベスト。自分で運べない場合は、専門の業者に依頼しましょう。自分で手配した方が、引っ越し業者を通して依頼するより料金を安く抑えられますよ。
ペットは家族の一員。値段だけでなく、安心して任せられる業者を選びたいですね。
2-4.契約内容は、見積書に全て書いてもらう
引っ越し当日に思わぬ追加料金の請求を受けないためには、見積りのときに営業担当と交わした契約の内容は、見積書に全て書いてもらうことが重要です。
営業担当との口約束だけでは危険です。引っ越し作業を行うのは営業担当と別の人。連絡が行き届いていない可能性があります。契約内容が見積書にしっかり書いてあれば、不当な料金の請求を受けても見積書を根拠に拒否することができます。
引っ越しまでに見積書は必ず読み、当日は手元に置いておきましょう。
また、どのようなケースで追加料金が発生するか、見積りのときに確認しておくと安心です。
3.これ以外のケースで追加料金が発生したら業者を疑おう
引っ越し当日に追加料金が発生しないように備えていても、請求を受けることがあるかもしれません。
そのときは、まずはその理由を聞き、見積書の内容を確認しましょう。そして、明らかに自分に非がなく納得できない場合は、業者の本社に連絡して、本当に払わなければならない料金か確認しましょう。
業者に言われるがまま、簡単に料金を払ってはいけません。例えば、「次の引っ越しに遅れないため、急遽、人数を増やした」「見積りしたときの査定が甘かった」などの理由は、業者の責任です。こちらが料金を負担する必要はありません。
不当な追加料金の請求は、見積書をもとに拒否しましょう。
4.まとめ~引っ越しの追加料金が発生するケースと予防策~
このページでは、追加料金が発生するケースと予防策について紹介しました。
引っ越し当日に追加料金が発生するのは、荷造りが間に合わなかったり、家の前の道路や家の中の通路が狭かったり、不要品の処分やエアコン・ペット・植物の引っ越しの対応を業者に依頼したりする場合です。
いずれも、事前にしっかり準備したり、業者に正確な情報を伝えたりすることで、追加料金の発生を防ぐことができます。見積りのときに、業者に追加料金が発生するケースを確認したり、契約内容を見積書に全て書いてもらったりすれば、安心です。
引っ越し当日に不当な追加料金の請求を受けたときは、見積書をもとに自信をもって拒否しましょう。
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