単身用コンテナのサイズと荷物の量に応じた最適な引っ越し方法を解説
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単身の場合、どうやって引っ越すのがベストか悩む人は多いです。引っ越しの方法によって、かかる費用は異なります。
単身者の引っ越しで最も人気が高いのが「単身パック」。
単身用コンテナに乗り切る分の荷物を格安の料金で運んでもらえます。単身パックの最安値の相場は、13,000円前後。荷物が単身用コンテナに収まるなら、単身パックの利用がオススメです。
このページでは、単身用コンテナのサイズと荷物の量に応じた最適な引っ越し方法について解説します。
目次 ~単身用コンテナのサイズと荷物の量に応じた最適な引っ越し方法を解説~
単身コンテナ(単身パック)がどういうものかを知ろう
単身パックとは、専用のコンテナに乗り切る分の荷物について、格安の料金で運んでもらえるプランのことです。
単身パックでは、1台のトラックに複数のコンテナを積み込んで運びます。そのため、1台のトラックを1人で貸し切って荷物を運ぶ、通常の引っ越しプランより安く済みます。
単身パックのサービスの名称は、業者によって様々。例えば、日通の場合は「単身パック」、クロネコヤマトの場合は「単身引越サービスパック」といいます。
これは、日通が「単身パック」を商標登録しているためです。他の業者が、サービス名として「単身パック」との名称を使うことはできません。ただ、意味合いは、どの業者も同じです。(以下、「単身パック」に統一して記載します)
単身用コンテナのサイズと料金の目安
単身パックの最安値の相場は、13,000円前後。一方、普通に引っ越す場合、安くても20,900円以上かかることが多いです。荷物が少ないなら、単身パックを利用した方が確実に得です。
参考として、各社の単身パックのコンテナのサイズと料金は、以下のとおりです。
業者・サービス名 | コンテナのサイズ | 荷物の目安 | 料金 |
---|---|---|---|
日通「単身パックS」 | 横108cm奥行74cm高さ155cm | 冷蔵庫(2ドア・109リットル) 薄型テレビ(20インチ ) テレビ台(小) 電子レンジ 掃除機 カラーボックス(3段) 姿見 布団 ダンボール箱4個(517mm×343mm×343mm) | 15,000円~ |
クロネコヤマト 「単身引越サービス(miniタイプ)」 | 横104cm奥行104cm高さ130cm | ダンボール箱15個(350mm×430mm×310mm) 衣装ケース3個 布団袋1袋 | 11,000円~ |
ハトのマークの引越センター 「小鳩パック」(片道200km以上の引っ越し専用のパック) | 横104cm奥行74cm高さ146cm | 冷蔵庫(2ドア・120リットル) テレビ(小) ビデオデッキ ミニコンポ 衣装ケース(小)1台 | 20,000円~ |
このように、単身用コンテナのサイズと料金は、業者によって異なります。料金は、引っ越しの時期や移動距離によっても異なります。
安く引っ越したいなら、単身パック以外のプランも含め、複数の業者から見積もりを取ってみると良いでしょう。
とはいえ、専用コンテナに乗り切る荷物の量なら、単身パックを利用すれば、かなり安く引っ越すことができますよ。
単身パックのメリット・デメリット
ここで、単身パックのメリット・デメリットをまとめてみました。
メリット | デメリット |
---|---|
料金が安い 訪問見積りを受けなくて良い 荷物の紛失のリスクが少ない 運送保険がついている | 業者による梱包資材の提供・回収がない かえって高い料金になる可能性がある 大きな荷物は運べない |
それぞれについて解説します。
単身パックのメリット
単身パックのメリットは、次の4つです。
- 料金が安い
- 訪問見積りを受けなくて良い
- 荷物の紛失のリスクが少ない
- 運送保険がついている
料金が安い
単身パックの一番のメリットは、やはり「料金の安さ」です。荷物が単身用コンテナに収まるなら、格安の料金で引っ越しができます。
訪問見積りを受けなくて良い
訪問見積りなしに気軽に利用できることも、単身パックのメリットのひとつです。電話やネットだけで見積りをしてもらうことができます。
通常の引っ越しプランの場合、営業マンの訪問による見積りが必要です。30分~1時間ほどかかります。一人暮らしの女性の場合、営業マンを部屋に入れるのは不安かもしれません。
訪問見積りなしの単身パックなら、気軽に利用できます。
荷物の紛失のリスクが少ない
荷物の紛失のリスクが非常に少ないことも、単身パックのメリットです。単身パックは、コンテナに荷物を入れて運びます。そのため、紛失が非常に少ないです。
通常の引っ越しプランのうち、混載便を利用する場合、荷物が他の人のものと混ざり、紛失する可能性があります。混載便とは、1台のトラックを他の人とシェアして荷物を運ぶプランのことです。
他の人の荷物との区別がしっかりつく単身パックなら、紛失の可能性が非常に低く、安心して利用できます。
運送保険がついている
単身パックの場合も、通常の引っ越しプランと同様に、荷物に保険が付いています。万が一、荷物に損傷・紛失があった場合、しっかり補償してもらうことができます。
例えば、日通の単身パックSには1ボックスにつき200万円の補償が付いています。
単身パックの場合も、通常の引っ越しプランと同様に、安心して荷物を任せることができます。
単身パックのデメリット
単身パックのデメリットは、次の3つです。
- 業者による梱包資材の提供・回収がない
- かえって高い料金になる可能性がある
- 大きな荷物は運べない
業者からの梱包資材の提供・回収はない
単身パックの場合、梱包資材は自分で用意し、処分する必要があります。
梱包資材を安く準備するには、ダンボールは、スーパーやコンビニで分けてもらうと良いでしょう。ただ、野菜や果物を入れていた箱は避けることをオススメします。汚れや虫が付いている可能性があるからです。
適当なダンボールが見つからない場合や、手っ取り早くダンボールを手に入れたい場合は、ホームセンターやネットを利用するのも方法のひとつ。1枚150~200円ほどで購入できますよ。
ダンボールを用意する際、サイズ選びは重要です。
できるだけ多くの荷物を運ぶには、コンテナにダンボボールを隙間なく並べることがポイントです。コンテナに家具・家電を乗せたときにできるスペースを計算して、きっちり入る大きさのダンボールを用意しましょう。
引っ越しが済んだら、ダンボールはリサイクルに出せばOKです。
なお、家具・家電については、業者に梱包してもらえる場合が多いです。
かえって高い料金になる可能性がある
上述の通り、単身パックでは、訪問見積りがありません。そのため、荷物が入りきらない場合があります。コンテナに入りきらなかった荷物を送るには、追加料金がかかります。
例えば、東京都内の引っ越しで、クロネコヤマトを利用してダンボールを追加で送る場合、1箱につき2,388円かかります。コンテナをもう1台追加すれば、合計で2倍の料金になります。
追加で送る荷物が多いほど、高額な料金がかかります。単身パックを利用するときは、荷物の量をしっかり確認することが大切です。
大きな荷物は運べない
単身パックの場合、コンテナのサイズを越える荷物は運べません。単身パックで運べる荷物の大きさには制限があります。
そのため、単身パックの利用を決める前に、荷物の大きさを必ず確認しておきましょう。コンテナの大きさを超える荷物がある場合、単身パックを利用することはできません。
このように、単身パックには、メリット・デメリットがあります。特に、気をつけておくべきはデメリット。荷物の大きさやサイズは、必ずチェックしておきましょう。
荷物の量によっては、他の引っ越し方法も検討しよう
単身で引っ越しをする場合、単身パックを利用する以外の方法もあります。例えば、次の方法があります。
- 荷物量がかなり少ない場合:宅急便で荷物を送る
- 近距離かつ自分で車の運転ができる場合:自分で車(レンタカー)を使って運ぶ
- 単身パックの量では収まらない場合:通常の引っ越しプラン
それぞれについて解説します。
宅急便で荷物を送る
荷物の量がかなり少ないなら、宅急便で送った方が安く済む可能性があります。
例えば、東京都内の引っ越しで、クロネコヤマトを利用してダンボール(350mm×430mm×310mm)を送る場合にかかる料金は、1箱につき2,388円です。
宅急便の送料が単身のパックの料金を下回るなら、荷物は宅急便で送るべきです。宅急便も運送補償が付いているため、安心して利用できます。
自分で車(レンタカー)を使って運ぶ
マイヤーやレンタカーを使って、自分で荷物を運ぶ方法もあります。この場合、ガソリン代・高速道路代、車のレンタル代のみの負担で済みます。
通常の引っ越しプラン
荷物が単身パックで収まらない場合、通常の引っ越しプランのほうが安く済むこともあります。荷物が単身用コンテナに入りきらない場合、通常の引っ越しプランの利用を考えましょう。
通常の引っ越しプランの中には、トラック丸々1台を借りる以外に、単身パックより少し規模を大きくしただけのプランもあります。これなら、単身パックでコンテナを2台依頼するよりも安く済む可能性があります。
具体的な例としては、次の通りです。
各業者の引っ越しプラン
荷物の量や移動距離などに合わせて、各社、様々な引っ越しプランがあります。
業者・サービス名 | 距離 | 特徴 |
---|---|---|
アリさんマークの引越社「ミニ引っ越しプラン」 | 同一区内・同一市内の5km以内 | たたみ3畳分の荷物が目安。 (荷物の例:テレビ・冷蔵庫・洗濯機・電子レンジ・自転車、ダンボール20個) ※梱包資材の提供・回収あり |
赤帽 | 首都圏内 | 軽トラック1台分の荷物が目安。13,500円~ (荷物の例:冷蔵庫、洗濯機、自転車、布団、小型テレビ、ビデオ、パソコン衣装ケース3個、カラーボックスダンボール10個) |
アート引越センター「学割パック」 | 規定なし | 学生限定のプラン。特別料金が適用。 (引っ越しの例:松山~大阪370kmの引っ越し。荷物は、冷蔵庫、小型テレビ・DVDデッキ、布団、パソコンセット、ロッカータンス、スキー板、ダンボール10個。料金は66,200 円~)※梱包資材の提供・回収あり |
それぞれの引っ越し方法の特徴をまとめてみた
それぞれの引っ越し方法の特徴をまとめてみました。
種類 | 料金 | 負担 | 運べる量 | 補足 |
---|---|---|---|---|
単身パック | 中 | 小 | 中 | コンテナ1台分利用した場合 |
宅急便 | 安 | 中 | 少 | ダンボールの数で値段が変わる |
自分で運ぶ | 安 | 大 | 少 | レンタカーのサイズ次第 |
通常の引っ越しプラン | 高 | 小 | 多 | 依頼する内容で値段が変わる |
このように、荷物の量に応じて、最適な引っ越し方法は異なります。自分の荷物に合った引っ越し方法を選びましょう。
自分の荷物の量がどれくらいになるか考えてみよう
引っ越し方法を決めるのに、まず考えるべきは「荷物の量」。持って行く荷物をまとめたときに、どれくらいの量になるのか、一度考えてみてくださいね。
とはいえ、感覚だけでダンボールの量を判断するのは難しいもの。次の表を参考にしてください。
部屋の大きさごとに必要なダンボールの数
間取り | 9個以下 | 10個 | 15個 | 20個 | 30個 |
---|---|---|---|---|---|
ワンルーム | 31.3% | 31.5% | 22.7% | 10.2% | 3.20% |
1K~1LDK | 20.8% | 28.1% | 27.1% | 15.3% | 6.50% |
間取り | 40個 | 50個 | 60個 | 70個 | 80個 |
ワンルーム | 0.80% | 0.20% | 0.00% | 0.01% | 0.00% |
1K~1LDK | 0.14% | 0.07% | 0.01% | 0.00% | 0.00% |
参考:引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/plan/single-pack/)
最適な引っ越しの方法を知るには、一括見積りサイトが便利!
自分に最適な引っ越し方法を見つけるには、自分の荷物の量をもとに、各業者の単身パックや引っ越しプランを利用した場合にかかる料金を調べる必要があります。
ただ、自分で1社1社に連絡して見積りを依頼するのは、かなり手間です。そこで、一括見積りサイトの利用をオススメします。
一括見積りサイトを利用すれば、一発で複数の業者の見積りを取ることができ、最も安い業者・プランを知ることができますよ。
宅急便や車での引っ越しも考えている人は、その場合にかかる料金と業者を利用した場合の最安値を比較して、最適な方を選んでくださいね!
まとめ
単身の引っ越しに最適な方法は、荷物の量によって異なります。単身用コンテナに乗り切る量なら単身パック、それより荷物が少ないなら宅急便、荷物が多いなら通常プランでの引っ越しがオススメです。
一括見積りサイトを利用すれば、業者を利用した場合にかかる最安の料金が一発でわかります。最適な引っ越しの方法を知るには、一括見積りサイトを利用すると良いですよ。
私が3回目の引越しをした時、複数の業者に一括見積もりを依頼してみた所、
一番高い業者と一番安い業者の差はナント7万3000円にもなりました。
私が利用したのはサカイ、アリさん、アークなど人気会社から一括で比較できる「引越し侍」。
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